インビザラインと他の矯正治療との違い
他の矯正治療との違い
従来の矯正方法とは全く異なる新世代の治療法インビザライン
インビザラインは、従来行われてきた矯正治療法とは全く異なる、新しい世代の治療法です。それゆえ、その効果に疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、インビザラインは、これまで(2020年1月時点)に世界中で800万人もの人が治療を受けている、治療法がしっかりと確立された、信頼性の高い治療の一つです。インビザラインが他の矯正治療法とどのように違うのか、詳しくご紹介いたします。
インビザラインとワイヤー矯正との比較
目立ちやすさ
インビザライン
透明なプラスチックのマウスピースですので、ほとんど周囲に気付かれることがなく、審美的です。
ワイヤー矯正
裏側矯正の場合には歯の裏に装置がつくので、他人からは全く見えませんが、歯の表側につける場合には見えてしまいます。
快適さ
インビザライン
インビザラインは、歯の表面にゴツゴツした金具がつかないので、違和感が少なく、快適です。また、お口の中を傷つけることもありませんので、口内炎ができることもありません。また、お食事の際には外していただきますので、思う存分お食事を楽しめるのもメリットです。
ワイヤー矯正
歯の表面に金具がつくので、違和感が強く、装置の刺激によって口内炎ができてしまうことがあります。また、お食事の際に食べ物が引っかかったり、硬いものや固形物が食べにくくなったりするため、ストレスを感じやすい方もいます。
衛生面
インビザライン
歯磨き時にはマウスピースを外した状態で行いますので、すみずみまで磨くことができます。マウスピースも丸ごと外して洗えますので清潔を保てます。
ワイヤー矯正
装置に食べ物が装置にくっついたり、引っかかったりしやすく、歯垢がたまりやすくなります。そのため、念入りにお手入れをしないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。
体への影響
ワイヤー矯正の場合だと金属を使用しますので、金属アレルギーのリスクがありますが、インビザラインは体に害のないものを使用しているので安心です。
治療中のトラブル
インビザライン
マウスピースなので、脱落や破損といったトラブルはほぼありません。
ワイヤー矯正
装置が脱落したり破損したりといったトラブルが起こることがあります。
適応症
インビザライン
改良が加えられ、だんだんと適応症は広がってきていますが、歯の移動距離が多いケースなどの場合には対応できないことがあります。
ワイヤー矯正
適応症が広く、ほぼどんな症例にも対応できます。
インビザラインと他のマウスピース矯正治療との比較
インビザラインは、マウスピース矯正の一種ですが、他のマウスピース矯正と比べて新しいテクノロジーを使った治療であるため、あらゆる点で優れていると言えます。
型取り
インビザライン
インビザラインの場合、一度型取りをすると治療に必要な全てのマウスピースが製作されるので、型取りは基本的に一回で終了します。
他のマウスピース矯正
歯が動くたびに、次のステップのマウスピースを作るためにその都度型取りが必要になり、何度も型取りをすることになります。
治療の予測性
インビザライン
これまでインビザラインで治療を受けた人の膨大な治療データをもとに歯の動き方を予測することができ、正確な治療期間も事前に知ることができます。
他のマウスピース矯正
歯の動き方や治療期間を正確に予測することはできません。
治療精度
インビザライン
3Dプリンターによってマウスピースが作製されるため、非常に精度の高いマウスピースができ上がります。そのため、治療精度も高くなります。
他のマウスピース矯正
マウスピース作製は、技工士が手作りで行いますので、精度は技工士の腕によりバラつきがあり、それによって治療の精度が左右されます。