歯科コラム
インプラントにも歯石はつくの?放置したらどうなる?
歯の表面にいつの間にか溜まってしまう歯石。歯石は歯茎の炎症を引き起こし、歯周病の原因にもなるものです。
インプラントは人工歯根にセラミックなどの被せ物をする治療法ですが、人工物であるインプラントにも歯石はつくものなのか、またその場合、放置するとどのような影響がでてしまうのか、について今回は詳しく見ていきたいと思います。
骨が少ない場合には入れ歯しかない?インプラントの可能性は?
インプラントはあごの骨に人工歯根を埋め込み、しっかりと固定されたところに被せ物をして歯を補う方法です。
そのため、骨がないところ、少ないところに埋めても安定しません。
「実際にこれまで、骨が少ないからインプラントは無理、入れ歯しかない。」と言われた経験のある人もいるのではないでしょうか。
ですが、近年では様々な工夫により入れ歯を回避し、インプラント治療が可能になる場合があります。
今回はそんな治療法についてご紹介していきます。
歯が元々足りない先天性欠如歯のお悩みはインプラントで解決!
歯は全部生えてくるもの、と思いがちですが、実は10人に1人くらいの割合の人が本来生えるべき本数の歯が揃っていない、というのをご存じですか?
このように、生まれつき歯が足りない状態を「先天性欠如歯(せんてんせいけつじょし)」と呼んでいますが、このようなケースにも、インプラントを活用することで周囲の歯にダメージを与えることなく、見た目と機能の回復ができます。
よく噛めると認知症予防にも!インプラントが効果的な理由
よく噛めるということは、食事を美味しく食べるためにも、胃腸の健康にとっても大事なことですが、認知症予防にも効果があることがわかっています。
歯をおぎなう治療としては、ブリッジ、入れ歯、インプラントのいずれかが行われますが、インプラントはその中でもダントツに噛めるようになる治療法であるため、認知症予防にも効果が高いとされています。
骨が少なくてもインプラントできる?
骨が十分になくてインプラントは難しい、と言われたことのある人もいるのではないでしょうか。インプラントは顎の骨に人工歯根を埋める方法ですので、確かに骨がなければインプラントを安定させることができません。
ですが、ケースバイケースですが、骨を作る治療を行うことでインプラント治療が可能になる場合もあります。
知らないと損をするかも!インプラントをダメにしてしまうさまざまな原因
インプラントを入れたら長く持つもの、というイメージのある方もいるかもしれません。確かに、インプラントを入れた方の90%以上は、10年、15年と使えているという厚生労働省の調査結果もあり、ほとんどの場合は長持ちしています。
ですが、中には、残念ながらインプラントが長持ちしないケースというのもあります。その原因の中には、あらかじめ知っていて気をつけていれば防げた、というものもあります。
そこで今回は、ぜひ知っておいていただきたい、インプラントをダメにしてしまう原因についてご紹介します。
インプラントの安全性が気になる・・危険性や害はないの?
失った歯の代わりに、顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラントは、天然歯が埋まっていた状態を再現することができるので、しっかりと噛め、見た目が自然なのが魅力です。
このように、ご自分の体の一部となるインプラントですが、体内に入れ込むものとなると、やはり安全性が気になってしまう、という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、インプラント治療の安全性や害について解説していきます。
差し歯が取れるのは年齢による問題?
差し歯が年齢とともに外れやすくなった、という方もいるかもしれません。なぜ、以前は取れることのなかった差し歯が外れやすくなったのか、気になっている方もいることでしょう。
そこで今回は、差し歯が取れるのに年齢との関連はあるのか、ということについてみていきたいと思います。
安いインプラントって大丈夫?医院によってなぜ値段が違うの?
インプラント治療を受ける場合に気になるポイントの一つが治療費。皆さんもいろんな歯科医院のホームページをチェックして、なぜ歯科医院によってインプラント治療費がまちまちなのか、気になっているのではないでしょうか。
今回は、安いインプラントは大丈夫なのか?また、医院によってなぜ値段の違いがあるのか、ということついてご紹介していきます。
差し歯が取れた場合の対処
差し歯が取れる、これは突然起こることが多いです。急に差し歯が取れてしまうと焦ってしまいますよね。
そこで今回は、差し歯が取れてしまった場合に、どのような対処をしたらいいのか、また、やってはいけないNG行為について、具体的にご紹介していきます。