歯と歯のすきまが気になる
矯正の治療例
歯並びを治したい
歯並びが気になる場合、矯正治療で歯並びを整えるだけで、口元だけでなく、顔全体の印象が大きく改善される場合があります。すでに前歯に差し歯などが入っている場合には、差し歯を修正するだけで改善する場合もありますが、矯正治療の場合だと、時間はかかっても、より健康的に、より根本的に問題を解決することができます。
それぞれの方法に、よい点、悪い点がありますので、ご自分のライフスタイルやご予算といった点をよく吟味して、ご自分の価値観に合う方法を選択されることをおすすめします。
歯を削らずに歯と歯の隙間を埋めたケース60歳の女性です。最近次第に歯の隙間が開いてきたのを気にされ、来院されました。歯を削らずに隙間を埋めたいということで、矯正治療を行いました。
治療の流れ
治療8カ月目です。
1年3カ月で矯正治療は終了しました。短期間の治療で綺麗になり驚いておられます。
次は銀歯を白い歯に変える予定です。
次は銀歯を白い歯に変える予定です。
すきっ歯の治療法、それぞれのメリット・デメリット
矯正治療
歯を動かして、歯の位置自体を変え、隙間をなくす方法です。歯を削らないので健康的に解決ができます。
メリット
- ● 歯を削らずに済む
- ● 全体的な噛み合わせも正常に整えることができる
- ● ご自分の歯の良さを活かすことができる
- ● 健康的に悩みを解決できる
デメリット
- ● 期間が長くかかる
- ● 歯の装置が前につく場合には、目立つことがある
- ● 矯正中は食事や歯磨きが不便になる
- ● しっかり磨かないと虫歯や歯周病のリスクを高める
ラミネートベニア
歯の表面をほんの少し削り、その部分に歯の形をした板状のセラミックを貼り付ける方法です。歯の色や形、隙間の調整が可能で、短期間で治療を終えることができますが、削る必要があること、セラミックが欠けてしまう場合があるといった欠点もあります。
メリット
- ● 手軽に歯の見た目を改善できる
- ● 歯の削る量が少なくて済む
- ● セラミックなので、見た目の美しさが長く持続する
デメリット
- ● 少量だが、削るのはデメリットとも言える
- ● 噛み合わせが強くかかると割れたり欠けたりすることがある
オールセラミック
歯を全体的に削って、セラミックのクラウンを被せてすきっ歯の改善をすることも可能です。歯の向きや色に問題がある場合などでもオールセラミックなら短期間に解決できますが、歯を削る量が多いのが難点です。
メリット
- ● 歯の形や向きが悪い場合も対応できる
- ● 短期間で悩みを解決できる
デメリット
- ● 削る量が多くなり、場合によっては神経を取る必要もある
- ● 歯の傾きを変える場合、その後歯に大きな負担となることがある
- ● 噛み合わせが強くかかると割れたり欠けたりすることがある