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症例別症例別

インプラントは無理といわれた

インプラントの治療例

前歯が折れた
インプラントは無理といわれた
他院で断られたケースです。年齢と共に顎の咬み合わせが悪く、咬み合わせを立て直す必要があります。

治療の流れ

(1)初診時

初診時
初診時のお口の状態です。良く磨いておられる患者様ですが、年齢と共に顎の咬み合わせが悪く奥歯から順次歯をなくし現在に至ったと考えられます。両側の上顎洞が下がり上顎奥歯の骨に高さが殆どありません。
次のステップ

(2)骨の移植を施術

骨の移植を施術
骨の移植を施術し、その後インプラントを埋入させて頂きました。其のときのレントゲン写真です。その後骨が出来るまで5ヶ月間まって補綴物の製作にとりかかりました。
次のステップ

(3)補綴物の装着前

補綴物の装着前
補綴物の装着前のお口の状態です。なんといっても一番難しいのは下顎の位置の決定です。顎運動機能解析装置やセファロ分析を用い決定して行きます。
次のステップ

(4)治療終了時

治療終了時
治療終了時のお口の状態です。咬み合わせを立て直すことで大変お元気になられ、またお仕事に復帰されたそうです。

骨が足りない場合に行う「骨移植」のメリット・デメリット

顎の骨というのは様々な原因で痩せてしまいます。特に上顎の骨というのは骨がもともと少ないので、インプラントをする際に十分な骨がない、というケースは珍しくありません。

骨移植は、このようなケースであっても、インプラント治療を可能にしてくれる一つの手段です。骨移植には次のようなメリット・デメリットがあります。

3つのメリット

(1)骨が少ない場所にもインプラントを可能に

メリット
従来だとインプラントをあきらめなければならなかったケースであっても、骨移植をすることでインプラントの可能性が広がります。

(2)インプラントの安全性を高められる

メリット
骨を増やすことにより、インプラント手術の安全性を高めることができます。

(3)審美性が向上する

メリット
骨が増え、歯茎のバランスも整えることができるので、審美性が向上します。

3つのデメリット

(1)手術に関わるリスクがある

デメリット
骨移植の手術に際し、術後の痛みや腫れ、感染のリスクがあります。

(2)手術費用がかかる

デメリット
手術費用が、手術を必要としない場合に比べて余計にかかります。

(3)期間がかかる

デメリット
骨が定着するまでの期間を数ヶ月待つ必要があるので、治療期間がその分かかります。
骨移植のデメリットを避けるために
当院は、安全性や機能性、審美性、長期的安定などの様々な面から多角的にみて、治療計画を立案し、患者様お一人お一人に合ったインプラント治療をご提案いたします。
インプラントの種類や埋め方などによって、骨移植手術を回避してインプラントを行える場合もあるため、あらゆる角度から検証した上で、より患者様にとって負担が少なく、ベストな形でインプラント治療が行えるよう、最大限の手を尽くしていきます。
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