差し歯の変色や黒ずみにはオールセラミッククラウン
オールセラミッククラウン

「いつまでも白くてキレイ」が続くオールセラミッククラウン
保険適用の差し歯は表側がプラスチック製となりますので、だいたい2〜3年で変色や着色してきます。もし長い年月が経っても白くてきれいな状態を保ちたい、ということであれば、「オールセラミッククラウン」をおすすめします。
オールセラミッククラウンなら、歯茎の黒ずみとも無縁
金属を併用したクラウン、特に保険のクラウンや、その土台に使用される金属は、唾液に成分が溶け出して歯茎を黒っぽく着色させてしまうことがよくあります。オールセラミッククラウンなら、金属を一切使用しませんので歯茎の黒ずみとも無縁です。
- オールセラミッククラウンの特徴
- オールセラミッククラウンは、陶材(セラミック)のみでできた、歯を全体的に覆う被せ物のことをいいます。セラミックは体に無害で、最も天然歯のような色合い、透明感を再現することができる材質です。
6つのメリット
(1)天然歯のような見た目
オールセラミッククラウンは、ご自分の歯の色に合わせた微妙な色の調整が可能で、かつ天然歯のような透明感を出すことができます。
そのため、周囲の歯とも違和感のない、自然で、天然歯のような見た目を再現することができます。
(2)体に悪影響を及ぼさない
セラミックは材質的に安定していて、生体親和性の高い(体に害を及ぼさない)材料です。金属の場合は、唾液に溶け出して金属アレルギーなどの健康上の問題を引き起こすことがありますが、セラミックに関してはそのような心配がありません。
(3)歯や歯茎を変色させない
セラミックは材質的に安定しており、唾液に溶け出すことがありません。金属は唾液中に成分が溶け出し、歯や歯茎を黒変させてしまうことがありますが、オールセラミックならそのようなことも起こりません。
(4)歯垢がつきにくく、歯の健康を守る
セラミックは非常に傷が付きづらいため、歯垢がつきにくいのが特徴です。そのため、虫歯や歯周病のリスクを高めることがありませんし、口臭も引き起こしません。
(5)年数が経っても変色しない
歯科用プラスチックの場合、初めは色がきれいでも、年数が経つにつれて細かな傷がつき、だんだんと黄ばんできます。一方セラミックの場合、年数が経っても変色せず、きれいな状態を保ちやすいメリットがあります。
(6)劣化しない
セラミックは劣化することがありませんので、安定した状態を保ち続けます。そのため、虫歯の再発が起こりにくくなり、被せ物としても長持ちします。
3つのデメリット
(1)削る量がやや多くなる
金属の場合、めったに割れるということはありませんが、セラミックはやはり薄いと割れてしまいます。そのため、噛む力に耐えられるような厚みを取るため、金属を入れる場合と比べて、やや歯を削る量が多くなります。
(2)噛み合わせが強い場所だと割れることがある
セラミックは、非常に強い力がかかると割れることがあります。オールセラミックは噛み合わせが強くかかる場所だと割れてしまう可能性があるため、主に前歯に適用されます。また、歯ぎしりがある患者さんや、噛み合わせの状態によっては適用できない場合があります。
(3)保険がきかない
オールセラミックは、保険が適用にならないため、保険治療と比べると治療費が多くかかります。
費用について
なかの歯科クリニックの審美治療について
セラミックやジルコニアなどの金属を使用しない場合も含め審美歯科には欠かせない補綴(詰め物・被せ・義歯など)は全てオートクチュールです。量産ではなく一つ一つを手作業で作って行きます。
ですから美味しい料理には腕のいい料理人が丹精込めて作ることが必要な様に、同じ被せものでも高品質の被せものには腕のいい技工士の協力が不可欠です。当クリニックは、院内技工では難しい世界基準の技工士と連携、患者様個々に綿密な打ち合わせを行い最良の補綴物を提供しています。