「また醤油がしみる…」。口内炎にしょっちゅう悩まされているという方、食事に影響が出て困るということもあるでしょう。口内炎は一度出来てしまうと、痛みが気になって日常生活に支障をきたします。食べたいものが食べられなくなる口内炎が、しょっちゅうできてしまうなんてやっかいで煩わしいですよね。今回は「よく口内炎ができる人」の特徴についてなかの歯科クリニックがご紹介します。口内炎ができてしまった時の正しいケアを知って辛い口内炎をなるべく早く治しましょう!
いつも同じ場所に口内炎ができる場合は、食べものを噛むときの癖や歯並びなどが関係している可能性があります。また、入れ歯や歯の治療を行った直後にズレが生じている、入れ歯や被せ物を長年使用して歯医者さんでの定期的なメンテナンスへ通っていないという場合にも、頬の内側や舌の粘膜を刺激して口内炎ができてしまう原因となります。
唾液には細菌やウイルスなどの働きや繁殖を抑える抗菌作用や、お口の中の潤いを保つ保湿作用など、口内の健康を保持する役割があります。しかし唾液の分泌が減少してしまうと、お口の中の健康を保持する役割が減少してしまいます。唾液の分泌が減少してしまうのは、自己疾患や常備薬の副作用、口を開ける癖や喫煙など様々なことが原因となります。
口内炎ができやすい人の中には身体になにも異常がないのにも関わらず、口内炎になってしまう体質の方がいらっしゃいます。体質によってできる口内炎の原因は、未だはっきりと分かっていません。「口内炎が出来やすい体質だから」と諦める前に、口内炎を早く治す方法を試してみましょう!
口内炎ができた場合は、傷口を安静、清潔に保つことを心がけましょう。辛い口内炎で歯磨きを疎かににしてしまうと、傷口から細菌が入り込んで治りにくくなってしまいます。普段と同じように歯磨きを行うのが望ましいのですが、辛い場合はうがい薬を使うのも良いでしょう。また口内炎を覆う絆創膏のような貼り薬が市販で売っているので試してみてはいかがでしょうか。 「それでも、なかなか口内炎が治らない…」というように、通常口内炎は1~2週間で治りますが、なかなか治らない口内炎や月に何度も繰り返す口内炎が出来る場合は要注意です。ただの口内炎と思っていたら、病院で治療を受けなければならない状態だった…ということもあります。「少し様子がおかしいな」と感じたら歯医者さんで確認してもらいましょう。