インプラントというと、「しっかり噛めるようになる治療」というイメージを持っている人も多いかもしれません。たしかに、インプラントはあごの骨に埋め込まれ、強固に固定されますので「何でもよく噛める」というのは最大の魅力の一つです。
ですが、実際にインプラントを入れた人を見ると、「よく噛めるようになった」ということ以外にも、健康や会話や表情などにおいて、さまざまなポジティブな変化が起きていることが見てとれます。
今回は、インプラントを入れることによって得られるポジティブな変化についてご紹介していきます。
歯を失った場合、もしくは入れ歯を入れた場合、人は無意識に「噛みやすいもの」を選んで食べるようになります。
噛みやすいものの多くは、炭水化物が多く、また、食べやすいので食べる量が増えてしまい、そのような食生活を送っていると糖質が過剰になってしまう傾向があります。 結果的に血糖値が高くなって糖尿病のリスクも上がってしまいます。
また、あまり噛まなくなるので口周囲の筋肉が弱くなってしまい、それが後に体の筋力低下にもつながり、寝たきりにもつながってしまうことがあります。
インプラントはどんなものでもしっかりと噛むことができるので、繊維質の野菜や噛み応えのあるものもどんどん食べることができ、栄養バランスの取れた食事をよく噛んで食べるようになり、健康状態も改善しやすくなります。
歯を失ったり、合わない入れ歯を使ったりしていると、発音や滑舌に影響が及ぶことがあります。また、口元に自信がなくなるのも重なり、ついつい人との会話を避けがちになってしまうことも。
インプラントはもともと歯があった状態を、人工歯根を埋め込むことによって再現できるので、自然な発音や滑舌も再現されます。
また、見た目もご自分の歯とほとんど変わらない見た目にできますので、人との会話も臆することなく楽しむことができ、積極的な性格に変わっていく方も多く見られます。
歯がないなど、見た目に自信がないと笑顔が減り、表情も暗くなりがちです。
また、歯がなかったり合わない入れ歯を使っていたりすると、噛む筋肉がきちんと使われないために表情筋も働かなくなり、口角が下がり、顔のたるみやほうれい線ができやすくなって、老けた陰気な印象になってしまいます。
よく噛めなくて食べる楽しみが減ると、人生の喜びも減ってしまうため、さらに表情も暗くなってしまうでしょう。
ですが、このような方々も、インプラントを入れることによって食べる楽しみ、会話する楽しみが復活し、見た目に自信がつく、といったことが起こってきますので、だんだんと表情が明るく、若々しい印象に変わっていくことが多いです。
インプラントは単なる歯を補って噛めるようになる、という治療にはとどまりません。 自然の歯に近い状態を再現することで、食事も会話も表情も、本来あるべき状態を取り戻し、生活全体の質にも大きな影響を与えます。
こういった変化は治療前には想像しにくいかもしれませんが、実際に治療を受けた方々を見ていると、やはり多くの方にこのようなポジティブな変化が見受けられます。
そのため、歯科治療を選択する際は、目先の費用といったことももちろん大事ではありますが、将来的な人生への影響ということも考慮に入れたうえで選択されることをおすすめします。


